2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
マドリードの混雑にちょっと疲れてきたわたしが次に向かったのはバスク州ビスカヤ県の県都ビルバオでした。 今回の旅でバスク地方に足を伸ばしてみようと思ったのは旅するスペイン語というNHKの語学番組がきっかけです。2016〜2017年放送の第1シーズンで俳優…
スペインでの最初の食事はベタに食前酒のサングリアと前菜の生ハムでスタートしました。すっかり忘れてしまっていましたが、スペインの食事は大容量。おつまみとして最適の塩加減の美味しい生ハムもこんなにあると最終的には苦行に変わります。 マッシュルー…
前回のマドリード旅行ではスケジュールの都合で世界遺産の街のうちトレドかセゴビアか2択でした。迷わずトレドを選んで、その時に買ったトレド名産の金細工のブローチが奇跡的に家に残っていました。↓前回はツアーだったため要所を抑えることが出来たものの…
マドリードから日帰りでやってきたのは城塞都市セゴビアです。マドリードから80kmの5万5000人が暮らす地方都市には10年前に行き損ねた因縁の世界遺産「セゴビア旧市街と水道橋」があるんです。世界遺産ハンターを自称する以上、今度こそ見逃すことはできませ…
10年前にも訪れたマドリード。写真をあまり撮ってなかったこともあり、だいぶ記憶が薄れていました。おかげで?新鮮な気持ちで王道観光を楽しめました。 さて、10年前の記憶を掘り起こしてみると・・・王宮に行った記憶がないんです。なぜこんなメジャーな観…
2018年のGW。思いつきでマドリード旅行を決行しました。なぜ思いついちゃったかと言うと、2年前にアンダルシアを旅行した時に買ったガイド本が「マドリッドとアンダルシア」だったから!ただそれだけのことです。アンダルシアの部分しか使ってないのでガイド…
チチェン・イッツァ遺跡観光を終えた正直な感想は・・・こんな密林な高度な文明を築いたマヤ人のことはとても尊敬できるけど、おどろおどろしい話が多すぎる・・・でした。彼らなりのちゃんとした理由や根拠があっての儀式なので、どんなに意味不明で残酷に…
夜間のお祭り騒ぎが嘘のようなカリブ海の夜明けです。 カンクンのホテルゾーンから車で2-3時間かけてチチェン・イッツァにやって来ました。1988年に世界遺産に登録されたマヤの遺跡のチチェン・イッツァは後古典期には北部マヤの中心地として栄華を極めた広…
メキシコシティで宿泊したホテルはヨーロッパにもチェーン展開しているグループなんですが、英語がほとんど通じませんでした。レセプションスタッフの一人がちょっと話せるくらい。しかも彼は新人さんでホテル周辺のレストランさえ案内できない頼りなさ。朝…
メヒカ(アステカ)室はこの博物館のなかでも最大のスペースをとっていました。展示品の多くはメキシコシティの地下から発見されたものです。 かつてのメキシコシティでもあるアステカ帝国の首都ティノチティトランは湖に浮かぶ都市でした。伝説の地アストラン…
この日の最後に訪れたのはチャプルテペックの森にある国立人類学博物館です。メキシコ各地の遺跡から集められた出土品やレリーフなどの貴重な文化財が13万点以上あり、そのうち6000点が展示されている世界有数の博物館です。つまり、ほとんどがお蔵入りなの…
バスが向かったのはメキシコシティから約50km北にあるテオティワカン遺跡。 紀元前2世紀頃に建造されたメソアメリカ最大の古代都市はその最盛期の人口が20万とも言われています。ところが600年頃に何故だか滅亡しています。テオティワカンに対抗できるような…
メキシコシティでは街を歩いていると、地元の人に「写真を撮って」と話しかけられます。写真を撮るのが上手そうに見えるのか旅先で撮影を頼まれることが本当に多いので今回もシャッターを頼まれたと思いましたが、そうではなく一緒に写真に入ってくれという…
夜通し続いた「VIVA!!MEXICO!(メキシコ万歳!)」の叫び声が聞こえなくなってきたのは夜が白み始めた明け方のことでした。 ホテルのスタッフから屋上テラスで朝食をとるか聞かれたので、迷わず外で食べることにしました。朝靄のかかるグアナファトの街は…
この赤茶色の壁の建物は有名な壁画作家ディエゴ・リベラの生家です。現在では博物館になっていて彼が住んでいた当時の調度品や家具だけでなく、壁画作品なども飾られているそうです。残念ながら独立記念日のため閉館していました。家の大きさからするとかな…
GW直後から今年の夏休みはどこに行こうか・・・と思案していた2016年夏。いくつかの候補地から選んだ行き先は↓↓↓見所の多いメキシコを旅先に選んだというのに取れた休みは土日を含んで7日。あんなに広い国を5泊7日で・・・?ということで、普段の気ままさを…
とうとう迎えた帰国日。 ブラチスラヴァからウィーン国際空港まではわずか50kmほど。国境は超えるものの通勤圏内の距離なので、物価の互いウィーン前泊を避けてブラチスラヴァ中央駅からの列車に乗りました。ドナウ川に後ろ髪を引かれながらの空港到着。 全…
聖マルティン大聖堂のすぐ目の前にはホロコーストの犠牲者を悼む記念碑がありました。忘れないという言葉が添えてあり、お花だけでなくブダペストのシナゴーグと同じように朽ちないことで永遠を意味する石がたくさん備えられてありました。 その南側にあるス…
再びやってきたのは、ブダペストのケレティ駅。料理も美味しいし、見るものも多いし、出来ればもっと滞在していたい・・・。でも、帰国便のでる翌日のお昼前にはウィーンの飛行場にいなければなりません。当日の朝にブダペストから空港に向かうことも考えま…
ハンガリーと聞いて真っ先の思い浮かぶのはトカイ地方産地「トカイワイン」。貴腐ワインと言えばピンと来る人も多いかも?フルーティながら蜂蜜のような甘さは食前酒・食後酒にぴったりです。2つの川が合流するトカイ地方では、秋から冬の朝方に濃霧が発生…
ブダ地区には王宮の丘を含めた3つの丘が連なっています。北から高級住宅地のあるバラの丘、観光名所の集まった王宮の丘、そして一番南にあるのがゲッレールトの丘。このゲッレールトの丘から見える景色がブダペストで最も素晴らしい!!らしい。それに、わた…
ブダペストにはヨーロッパ最大規模のシナゴーグ(ユダヤ教会)があります。ちなみに、エルサレムのベルツ・シナゴーグ、ニューヨークのエマニュエル・シナゴーグに次いで世界第3位の規模。プラハにもゴーレム伝説の残る新旧シナゴーグがありましたが、タイミン…
観光客でごった返すフニクラ頂上駅を後にし、大統領公邸を右手にみながらドナウ川に沿うように北上して行きます。ブダの街を眺めながら歩いて、たどり着いたのは三位一体広場。 そこで、目に飛び込んできたのはゴシック様式の尖塔が特徴的なマーチャーシュ教…
くさり橋を渡ると、アダム・クラーク広場の向こうに大きく口を開けたようなトンネルが見えます。ハンガリー国内道路の0km地点にあたるこの場所からブダ城の下を抜けるブダ城トンネルは、映画通の方ならエディ・マーフィーとオーウェン・ウィルソンの「アイ・…
ブダペストをより深く知って町歩きを楽しむために、絶対に知っておかなければいけない人物がいます。何度も耳にするその方の名前はイシュトヴァーン1世。六端十字架を手に他の英雄を率いる堂々とした英雄広場でのお姿が記憶に新しいあのお方です。↓↓↓アジア…
まだ夜明け前のプラハ中央駅。旧駅舎のメインエントランスとは違って近代的かつ機能的な造りのコンコースからチェコ国鉄で6時間の旅が始まります。 長旅になるので念のため予約した座席は、6人用コンパートメント貸切の快適な移動でした。ガラガラだったわけ…
チェコと言えば・・・ビールの個人消費量が世界第1位の国!ビールと言えばドイツだと思っていたのに、ドイツやベルギーを抑えての堂々の首位!!(ちなみに日本は40位) チェコ人は水代わりにビールを飲むと言われるようですが、ミネラルウォーターより安くで…
トラムの旅は続きます。 カレル橋を渡ったマラーストラナ地区の南側に一面が落書きされたカラフルな壁があります。この壁、本人がプラハを訪れたことは一度もないというのにジョンレノンの壁と呼ばれています。 元々はなんの変哲もない白壁。ジョンレノンが…
プラハは比較的小さな街なのでこれまで徒歩で楽しんできました。そして、カレル橋を渡ってプラハ城を観光した日の万歩計が・・・こんなんでました! さすがにちょっと足が疲れてきたし、残りの見所は点在しているので公共交通機関の1日乗車券を使って効率よ…
一見すると地味に見えて、大聖堂の後だと通り過ぎてしまいそうな旧王宮は12世紀から16世紀まで歴代のボヘミア王が住んでいた場所です。中に入るといきなり見どころヴラディスラフホールがありました。花びら模様の美しいアーチ天井の吹き抜け空間とクラシッ…