中欧
とうとう迎えた帰国日。 ブラチスラヴァからウィーン国際空港まではわずか50kmほど。国境は超えるものの通勤圏内の距離なので、物価の互いウィーン前泊を避けてブラチスラヴァ中央駅からの列車に乗りました。ドナウ川に後ろ髪を引かれながらの空港到着。 全…
聖マルティン大聖堂のすぐ目の前にはホロコーストの犠牲者を悼む記念碑がありました。忘れないという言葉が添えてあり、お花だけでなくブダペストのシナゴーグと同じように朽ちないことで永遠を意味する石がたくさん備えられてありました。 その南側にあるス…
再びやってきたのは、ブダペストのケレティ駅。料理も美味しいし、見るものも多いし、出来ればもっと滞在していたい・・・。でも、帰国便のでる翌日のお昼前にはウィーンの飛行場にいなければなりません。当日の朝にブダペストから空港に向かうことも考えま…
ハンガリーと聞いて真っ先の思い浮かぶのはトカイ地方産地「トカイワイン」。貴腐ワインと言えばピンと来る人も多いかも?フルーティながら蜂蜜のような甘さは食前酒・食後酒にぴったりです。2つの川が合流するトカイ地方では、秋から冬の朝方に濃霧が発生…
ブダ地区には王宮の丘を含めた3つの丘が連なっています。北から高級住宅地のあるバラの丘、観光名所の集まった王宮の丘、そして一番南にあるのがゲッレールトの丘。このゲッレールトの丘から見える景色がブダペストで最も素晴らしい!!らしい。それに、わた…
ブダペストにはヨーロッパ最大規模のシナゴーグ(ユダヤ教会)があります。ちなみに、エルサレムのベルツ・シナゴーグ、ニューヨークのエマニュエル・シナゴーグに次いで世界第3位の規模。プラハにもゴーレム伝説の残る新旧シナゴーグがありましたが、タイミン…
観光客でごった返すフニクラ頂上駅を後にし、大統領公邸を右手にみながらドナウ川に沿うように北上して行きます。ブダの街を眺めながら歩いて、たどり着いたのは三位一体広場。 そこで、目に飛び込んできたのはゴシック様式の尖塔が特徴的なマーチャーシュ教…
くさり橋を渡ると、アダム・クラーク広場の向こうに大きく口を開けたようなトンネルが見えます。ハンガリー国内道路の0km地点にあたるこの場所からブダ城の下を抜けるブダ城トンネルは、映画通の方ならエディ・マーフィーとオーウェン・ウィルソンの「アイ・…
ブダペストをより深く知って町歩きを楽しむために、絶対に知っておかなければいけない人物がいます。何度も耳にするその方の名前はイシュトヴァーン1世。六端十字架を手に他の英雄を率いる堂々とした英雄広場でのお姿が記憶に新しいあのお方です。↓↓↓アジア…
まだ夜明け前のプラハ中央駅。旧駅舎のメインエントランスとは違って近代的かつ機能的な造りのコンコースからチェコ国鉄で6時間の旅が始まります。 長旅になるので念のため予約した座席は、6人用コンパートメント貸切の快適な移動でした。ガラガラだったわけ…
チェコと言えば・・・ビールの個人消費量が世界第1位の国!ビールと言えばドイツだと思っていたのに、ドイツやベルギーを抑えての堂々の首位!!(ちなみに日本は40位) チェコ人は水代わりにビールを飲むと言われるようですが、ミネラルウォーターより安くで…
トラムの旅は続きます。 カレル橋を渡ったマラーストラナ地区の南側に一面が落書きされたカラフルな壁があります。この壁、本人がプラハを訪れたことは一度もないというのにジョンレノンの壁と呼ばれています。 元々はなんの変哲もない白壁。ジョンレノンが…
プラハは比較的小さな街なのでこれまで徒歩で楽しんできました。そして、カレル橋を渡ってプラハ城を観光した日の万歩計が・・・こんなんでました! さすがにちょっと足が疲れてきたし、残りの見所は点在しているので公共交通機関の1日乗車券を使って効率よ…
一見すると地味に見えて、大聖堂の後だと通り過ぎてしまいそうな旧王宮は12世紀から16世紀まで歴代のボヘミア王が住んでいた場所です。中に入るといきなり見どころヴラディスラフホールがありました。花びら模様の美しいアーチ天井の吹き抜け空間とクラシッ…
14世紀に現在のような完成形になったプラハ城は、想像するお城(シンデレラ城みたいな?)とはちょっと違って、複数の建物があつまって成り立っています。だから、見どころ満載。カレル橋と並ぶ観光のハイライトです。 もっと楽なアクセス方法はいくつもある…
旧市街を抜けて見えてきたのは街の中心を流れるモルダウ川(ヴルタヴァ川)。チェコの作曲家スメタナの交響詩の中でも「モルダウ」は有名ですが、クラッシックへの造詣がゼロのわたしでも知ってるので、たいていの人は聞いたことあるんじゃないでしょうか? ク…
大きく世間に出遅れたくせに、この大型連休にどっか行きたいという欲求を抑えられなかったわたし。足掻きに足掻いて計画性ゼロの行き当たりばったり中欧旅行を決行することになりました。 成田→仁川(韓国入国→出国)→北京(中国入国→出国)→ウィーン(シャンゲン…
2019年4月の半ば、平成→令和に変わる歴史の節目へのカウントダウンが始まった頃、わたしもこの大型連休にどっか行きたいなぁ・・・と思っていました。 しかし、超のつく大型連休で同じことを考える人は多く、当然ながら旅行会社や航空会社にとっては絶…