時たま、旅人

自称世界遺産ハンターが行く!旅好き会社員の備忘録

グルメ

アンダルシアグルメ

ふんだんな山の幸と海の幸を活かしたスペイン料理は、イタリア・モロッコ・ギリシア料理と共に地中海料理として2010年に世界無形文化遺産に登録されています。とはいえ、かつて別々の国だった地方が集合して国家を成しているスペインは、国土が広大なだけで…

Harumi Sea Terrace ランチビュッフェレポート

常日頃から旅先でその土地の美味しいものを食べることをミッションの1つにしていますが、普段から食べ歩きは大好きです。どちらかというとお気に入りの店はあまり人に教えたくない派ですが、期間限定のレストラン「ハルミ シーテラス(Harumi Sea Terrace)」…

ヘイデンバレーからウエストサムに見る多彩な景色

わたしがロッジから外に出たのは早朝というにもまだ早い時間で、周囲は真っ暗でした。周囲に点在するロッジの人々をなるべく起こさないように夜逃げみたいに静かに出発しました。こんな時間に活動しているのは、決して時差ボケのせいではなくて、これから訪…

グランドティトン国立公園 後編 ~パークロードを走る~

グランドティトン国立公園(https://www.nps.gov/grte/index.htm)後半に入ります。 ティトン・パークロードを南下し始めるとすぐにジャクソンレイクダムが見えてきました。このダムの堰から流れた先がスネークリバーです。国有地が原則の国立公園内にダムが…

一夫多妻の家とユタ州議事堂

ソルトレイクシティ観光は続きます。 白い支柱が印象的なビーハイブハウスはブリガム・ヤングの自宅兼事務所として1854 年に建てられたものです。ヤングの義兄弟であるトルーマン設計の邸宅は1世紀以上前に建てられたとは思えないほど良好な保存状態でした。…

モルモン教会の総本山テンプルスクエア

冬季オリンピックの開催が最近のことのようにも思えるソルトレイクシティ(2002年)は、迫害を逃れてこの土地にやってきたモルモン教徒が開拓した宗教都市として広く知られています。全世界にいる1500万人の信徒のうち14%がソルトレイクシティのあるユタ州に住…

各国首脳が歩いた歴史の舞台バンドン

最終日、ホテルからタクシーでムルデカ(モナス)広場の東側にあるガンビル駅にやってきました。ジャワ島の主要都市を結ぶターミナル駅の割にはちょっと不便な場所です。その証拠が駅前に並ぶタクシーの列。 前日にコタ駅で買っておいた切符でジャカルタの東南…

ザーンセスカンス風車村とオランダグルメ

午前中にチューリップ畑を見た後は・・・次なるオランダらしい風景「風車」を目指してみたいと思います。 オランダには二つの有名な風車村があります。一つはキンデルダイク風車村。世界遺産にも登録された絶景スポットですが、ロッテルダムの郊外にあります…

印刷博物館と鉄道の聖堂

アントワープ大聖堂を出て、かつてアンティゴーンという巨人がそこを通る船に法外な通行料を課したというスへルデ川沿いまで出てきました。振り返るとネーデルラントでは最も高い建築物だというアントワープ大聖堂の123mの尖塔が空を突き刺すのように伸びて…

ゲルニカの悲劇にみたバスクのプライド

ビルバオの旧市街にあるバスク鉄道駅にやってきました。旧市街にぴったりのレトロな駅舎です。ここからバスク鉄道で次なる目的地に向かいます。 バスク鉄道という名前からトロッコ列車的なレトロさを想像していたら、やってきたのは予想に反して今時の列車。…

ビルバオ旧市街でバル巡り

ネルビオン川に沿って旧市街へ向けて南下し、ホテルの近くまで戻ってきました。降りしきる雨のせいでわたしのように川沿いを歩いている人もあまりいません。 アレナル橋を渡るとネルビオン川に面して見えてくるネオバロック様式の建物がアリアーガ劇場です。…

マドリードの家庭料理と雑感

スペインでの最初の食事はベタに食前酒のサングリアと前菜の生ハムでスタートしました。すっかり忘れてしまっていましたが、スペインの食事は大容量。おつまみとして最適の塩加減の美味しい生ハムもこんなにあると最終的には苦行に変わります。 マッシュルー…

10年ぶりのマドリード

2018年のGW。思いつきでマドリード旅行を決行しました。なぜ思いついちゃったかと言うと、2年前にアンダルシアを旅行した時に買ったガイド本が「マドリッドとアンダルシア」だったから!ただそれだけのことです。アンダルシアの部分しか使ってないのでガイド…

聖なる泉セノーテで泳ぐ

チチェン・イッツァ遺跡観光を終えた正直な感想は・・・こんな密林な高度な文明を築いたマヤ人のことはとても尊敬できるけど、おどろおどろしい話が多すぎる・・・でした。彼らなりのちゃんとした理由や根拠があっての儀式なので、どんなに意味不明で残酷に…

カリブ海を空中散歩

メキシコシティで宿泊したホテルはヨーロッパにもチェーン展開しているグループなんですが、英語がほとんど通じませんでした。レセプションスタッフの一人がちょっと話せるくらい。しかも彼は新人さんでホテル周辺のレストランさえ案内できない頼りなさ。朝…

テオティワカン遺跡のピラミッドに登る

バスが向かったのはメキシコシティから約50km北にあるテオティワカン遺跡。 紀元前2世紀頃に建造されたメソアメリカ最大の古代都市はその最盛期の人口が20万とも言われています。ところが600年頃に何故だか滅亡しています。テオティワカンに対抗できるような…

メキシコシティ上陸

夜通し続いた「VIVA!!MEXICO!(メキシコ万歳!)」の叫び声が聞こえなくなってきたのは夜が白み始めた明け方のことでした。 ホテルのスタッフから屋上テラスで朝食をとるか聞かれたので、迷わず外で食べることにしました。朝靄のかかるグアナファトの街は…

シルバーラッシュのその後に

この赤茶色の壁の建物は有名な壁画作家ディエゴ・リベラの生家です。現在では博物館になっていて彼が住んでいた当時の調度品や家具だけでなく、壁画作品なども飾られているそうです。残念ながら独立記念日のため閉館していました。家の大きさからするとかな…

太陽の国のコロニアル都市

GW直後から今年の夏休みはどこに行こうか・・・と思案していた2016年夏。いくつかの候補地から選んだ行き先は↓↓↓見所の多いメキシコを旅先に選んだというのに取れた休みは土日を含んで7日。あんなに広い国を5泊7日で・・・?ということで、普段の気ままさを…

取り壊し寸前だった王宮とスロバキアグルメ

聖マルティン大聖堂のすぐ目の前にはホロコーストの犠牲者を悼む記念碑がありました。忘れないという言葉が添えてあり、お花だけでなくブダペストのシナゴーグと同じように朽ちないことで永遠を意味する石がたくさん備えられてありました。 その南側にあるス…

魅惑のハンガリーグルメ

ハンガリーと聞いて真っ先の思い浮かぶのはトカイ地方産地「トカイワイン」。貴腐ワインと言えばピンと来る人も多いかも?フルーティながら蜂蜜のような甘さは食前酒・食後酒にぴったりです。2つの川が合流するトカイ地方では、秋から冬の朝方に濃霧が発生…

百塔の街はビール天国

チェコと言えば・・・ビールの個人消費量が世界第1位の国!ビールと言えばドイツだと思っていたのに、ドイツやベルギーを抑えての堂々の首位!!(ちなみに日本は40位) チェコ人は水代わりにビールを飲むと言われるようですが、ミネラルウォーターより安くで…

百塔の街でトゥルデルニーク

大きく世間に出遅れたくせに、この大型連休にどっか行きたいという欲求を抑えられなかったわたし。足掻きに足掻いて計画性ゼロの行き当たりばったり中欧旅行を決行することになりました。 成田→仁川(韓国入国→出国)→北京(中国入国→出国)→ウィーン(シャンゲン…

バリローチェ・サーキットツアー

とうとう日本に帰国する日がやってきました。 ここにきて、やっと出た晴れ間でようやく穏やかなナウエル・ウアピ湖が見れました。 湖畔には、荒れ模様の天気で姿を隠していた水鳥たちが散歩に出てきています。 荒天のせいでナウエル・ウアピ湖とロス・カンタ…

雨に煙るナウエル・ウアピ国立公園

サン・カルロス・デ・バリローチェ近郊に広がるナウエル・ウアピ国立公園。 観光客のお目当ては、南米のスイスという呼び名に恥じないこの美しく雄大なアルゼンチン最古の国立公園の青く澄んだナウエル・ウアピ湖やその周囲を取り囲むアンデス山脈の大自然。…

南米のスイスへ向けて再びアンデス越え

プエルト・モントには空港顔負けの立派なバスターミナルがあり、色んなバス会社が各地にバンバンとバスを走らせていました。 ところが、チリ側パタゴニアの北玄関というべき位置にあるプエルト・モントなのに、残念ながらここから先は南に進むことができませ…

港町プエルトモントでまたまた市場飯

本当にざっくりとしたサンティアゴ観光を終えたわたしは、端から端まで慣れ親しんだ(と言うより奔走した)アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港に別れてを告げて、翌朝には機上の人となっていました。 飛行機はチリを南下して北パタゴニア玄関口プエルト・…

ウンドラーガ・ワイナリー

多くの日本人にとって、チリと言えば、 ワイン >>> イースター島 日本に輸入される外国産ワインのうち、フランス産やイタリア産を抑えてチリワインが堂々の第1位なんだそうです! わたしも普段からお世話になってるチリワイン。アルゼンチンのメンドーサでワ…

スカイ・コスタネラと市場飯

イースター島からの帰りの飛行機では、行きと違って搭乗時間も通常の国内線と同じでしたし、出島手続き的なものもなく無事にサンティアゴに戻ってきました。 宿泊先は、旧市街にあって地下鉄駅に近接した高層のアパートホテル。ホテルの窓から見えた夕陽に染…

絶海の孤島のB級グルメ

たまに出会うバックパッカーの若者の中には、長旅の節約のためカップ麺とスナック菓子ばかり食べているとか言う人もいますが、それではもったいない! 旅の醍醐味の1つは、その土地のグルメを楽しむこと。そこに訪れない限り二度と食べれないかもしれないん…

<