時たま、旅人

自称世界遺産ハンターが行く!旅好き会社員の備忘録

ドイツ

新シナゴーグからの帰国トラブル

サン・スーシ庭園の美しい景色を目に焼き付けてベルリンを後にしようと思ったのですが、帰国日の朝にホテルから見えた朝焼けがあまりに美しすぎて、もう少しだけベルリンを散歩してみることにしました。 今回の旅で一番足を運んだミッテ地区。新シナゴーグは…

フリードリヒ2世の愛したサン・スーシ宮殿

ポツダムという地名で日本人の多くが真っ先に思い浮かべるのは、第二次世界大戦の際のポツダム会談とポツダム宣言です。連合国側からの降伏要求の最終宣言(ポツダム宣言)を日本が最終的に受け入れたことで終戦に至ったことは有名ですが、戦後70年以上たっ…

ザクセンハウゼン強制収容所

フリードリヒシュトラーセ駅からSバーンで北に向かうこと約45分、ブランデンブルク州のオラニエンブルク駅に到着しました。この街がオラニエンブルクと呼ばれるようになったのは17世紀。この街をとても気に入っていたフリードリヒ・ヴィルヘルム選帝侯の王妃…

カイザー・ヴィルヘルム記念教会とイーストギャラリー

ヴィッテンベルク広場駅の地下鉄出口は中央分離帯の中にありました。地上に出た瞬間に、この場所の雰囲気がこれまで観光してきたエリアとなんだか違うことに気が付きます。それもそのはず、降り立ったこの場所はかつての西ベルリン。 すぐ目に前にKaDeWe(カ…

ベルリンテレビ塔からの眺めとアレクサンダー広場

シュプレー川岸の護岸にDDR博物館がありました。こんなところに博物館があるなんて思いもしないので、船着き場かと思ってしまいました。館内には、ドイツ国内でもポジティブに語られることが少ない旧東ドイツ(DDR)の日常生活をテーマごとに展示してあるそう…

遺跡まるごとペルガモン博物館

1都市1博物館・美術館が芸術キャパシティの限界と自認しているわたしですので、初めから興味のある博物館を狙い撃ちすることに決めていました。博物館島にある早々たる施設の中で、わたしが躊躇なく選んだのはペルガモン博物館です。ペルガモン博物館には、…

ベルリン大聖堂と博物館島

シュプレー川にかかるシュロス橋を渡ります。早く大聖堂に行きたくてあまりよく見ていませんでしたが、あらためて見ると欄干のデザインも凝っています。 ボーデ美術館の周りには何台もクレーンが立っていて、「絶賛工事中」ですが、歴史ある建物にはもれなく…

戦勝記念塔の女神と建国の立役者たち

www.churobird.work 何のイベントなのかお祭り騒ぎのブランデンブルグ門をくぐって東側に伸びるウンター・デン・リンデンを歩こうと思っていたのですが、振り返ると、人だかりの向こうに映画「ベルリン天使の詩」でもその印象的な姿がおなじみの戦勝記念塔が…

ベルリンに残された東西分断の名残とアンペルマン

遡ること4年前、2015年5月のベルリン旅行記です。 ゴールデンウイークにも関わらず、6万円という破格の安さで航空券が売りに出ていたので飛びついてしまいました。円高バンザイ!の時代です。お気付きかと思いますが、わたしの旅先の8割は航空券の値段だけで…

ケルン旧市街とドイツグルメ

大聖堂のすぐ南にローマ・ゲルマン博物館がありました。今回は入場しませんでしたが、ここにはローマとゲルマン文化が融合した時代の文化財が展示されているそうです。こんな一等地にローマ博物館?と思いましたが、ケルンはローマ帝国の植民地だったので、…

世界最大のゴシック建築 ケルン大聖堂

帰国日前日、ユトレヒトから列車で2時間。空港のあるデュッセルドルフを通り過ぎてケルンに向かいました。ケルンの街の中心部に入るずっと手前から壮大なゴシック建築が見えていて、ケルン中央駅が近いことにはすぐに気が付きました。いやはや遠くから見ても…

<