時たま、旅人

自称世界遺産ハンターが行く!旅好き会社員の備忘録

アルゼンチン

バリローチェ・サーキットツアー

とうとう日本に帰国する日がやってきました。 ここにきて、やっと出た晴れ間でようやく穏やかなナウエル・ウアピ湖が見れました。 湖畔には、荒れ模様の天気で姿を隠していた水鳥たちが散歩に出てきています。 荒天のせいでナウエル・ウアピ湖とロス・カンタ…

雨に煙るナウエル・ウアピ国立公園

サン・カルロス・デ・バリローチェ近郊に広がるナウエル・ウアピ国立公園。 観光客のお目当ては、南米のスイスという呼び名に恥じないこの美しく雄大なアルゼンチン最古の国立公園の青く澄んだナウエル・ウアピ湖やその周囲を取り囲むアンデス山脈の大自然。…

南米のスイスへ向けて再びアンデス越え

プエルト・モントには空港顔負けの立派なバスターミナルがあり、色んなバス会社が各地にバンバンとバスを走らせていました。 ところが、チリ側パタゴニアの北玄関というべき位置にあるプエルト・モントなのに、残念ながらここから先は南に進むことができませ…

アンデスを越えて アルゼンチン-チリ国境越え

アコンカグアを拝むという目的を達したアンデス山脈ツアーの翌日、予定通りメンドーサからチリのサンティアゴへ向けてバスで国境を越える事にしました。 メンドーサのバスターミナルは市街地から少し東外れにあります。ネットであらかじめ取っておいたチケッ…

インカの橋を憂うNOと言えない日本人

クリスト・レデント-ル峠を出たバスは、登ってきたヘアピンカーブを逆走し、2〜3000mくらいまで急激に高度を下げてきました。 ミニバスはプエンテ・デル・インカに到着。ここは、チリとの国境までわずか16㎞の場所にある標高2720mの小さな村でまさに…

南米最高峰アコンカグアに挑む?!

陸路でアンデス国境越えをしてみたい!南米最高峰アコンカグアを見てみたい!(ついでにワインも・・・)とメンドーサに降り立ったわたし。 忘れかけそうですが、今回の旅のハイライトは「イースター島」。2019年現在、タヒチかサンティアゴ経由の飛行機のみア…

ワインの街メンドーサ

トータル30時間という気の遠くなるような長〜い飛行時間をなんとかやり過ごし、1年ぶりに降り立ったアルゼンチンの街は、西部の高原地帯にある標高800mの街メンドーサ。 チリに向かうアンデス横断鉄道や道路の要地として知られているこの街は、アンデス最高…

懲りずにアルゼンチン再び

2019年2月某日。 再び南米(詰め込み弾丸)ひとり旅をするべく、わたしが向かったのは、スペインのマドリード。丸い地球だから、東に行こうと西に行こうといつか南米大陸に辿り着くはずだけど、一見すると「逆方向じゃね?」と思われる若干遠回りルート。 その…

新しい旅の始まり 旅の計画

休みの度にあちらこちらと旅行してたら、めでたく45カ国制覇となりました。そろそろ旅人なんて名乗ってもギリギリ許されるんじゃない?なんて思ったりしてます。 人生最良の時ベスト10に入る南米ひとり旅から無事に帰国して数ヶ月が経った頃、わたしの中で再…

アルゼンチンよ、アスタ・ルエゴ

ブエノスアイレスの心臓とも言える5月広場はあいにくの工事中。独立運動「5月革命」が由来の由緒ある場所なのに・・・。マヌエル・ベルグラーノ将軍の騎馬像も工事資材に埋もれてしまってました。 5月広場に面した大統領府はその色からカサ・ロサド(ピンクの…

メトロに乗って in 南米のパリ

アルゼンチン最終日がやってきました。 徒歩での観光は限界なので、公共の交通機関を利用するべく、ブエノスアイレスの交通カード「SUBE」にアルゼンチンペソをチャージしました。このSUBE、カラファテ行きの飛行機を待つ間にエセイサ空港で買っておいたんで…

南米のパリ上陸

パタゴニアに別れを告げて、、、 エル・カラファテからの飛行機はブエノスアイレスのアエロパルケに到着。こちらは国際線がメインのエセイサ空港と違って、市街地により近い便利な場所にある国内線メインの空港です。 市街地からの距離や役割が成田と羽田の…

パタゴニアグルメ

不毛に近いパタゴニアでは物資を輸送に頼っているので、南米の他の地域に比べても物価が高いのが難点。しかも、この上ない観光地価格でした。それでも、旅の思い出も旅のグルメもプライスレス!!とパタゴニアグルメを楽しんできました。 トーレス・デル・パ…

氷河トレッキング in パタゴニア

道中にある物置小屋のようなところで、ハーネスをつけられてちょっとビビりましたが、クレバスに落っこちた時に必要ですもんね・・・氷河の登り口まで来ると、スタッフがそれぞれのサイズに合わせてアイゼンをつけてくれます。さりげなくイケメンスタッフの…

ペリト・モレノ氷河

またまた、早起きしました。 この日のわたしの行き先は、ロス・グラシアレス国立公園のペリト・モレノ氷河。写真をひと目見た時からいつかは行ってみたいという思いを募らせてきました。そして氷河の上をトレッキング出来ると知って、募る思いが抑えきれなく…

パイネ国立公園をなめる

無事にチリ入国 初上陸です!聞き逃した(読み流した)方のためにもう一度。フィッツロイで出会ったスーパーシニアズが1週間かけてトレッキングすると言っていたトーレス・デル・パイネ国立公園。その広大な国立公園様を、この私めは、なんとアルゼンチンから…

カルロスとのバス旅

パタゴニアで外せない観光地が、チリのマガジャネス・イ・デ・ラ・アンタルティカ・チレーナ州にあるトーレス・デル・パイネ国立公園。 ・・・ホント、二度と言えない長い州名・・・。 荒涼としたパタゴニア独特の風景を目指して多くの観光客がキャンプやト…

野犬と暮らすパタゴニアの街

チャルテンでの初登山を終えて、ミニバスでアルヘンティーノ湖に面した風光明媚な都市カラファテにやってきました。カラファテは人口8,000人前後のサンタ・クルス州第2の都市です。宿泊先はメインストリートから1本外れた通りのホテルにしました。 街のすぐ…

フィッツ・ロイに挑む後編

登山未経験者が無謀にもひとりでフィッツロイへ挑んだ話の後編です。 ポインセノットキャンプ場を過ぎて急に始まった心臓破りの坂道。 一段一段の段差の高いこと、高いこと、、、。足場も悪く、足ひねり癖のあるわたしには、トレッキングポールなしでは危険…

フィッツ・ロイに挑む前編

いきなりですが、これがフィッツロイです。 このシルエット、どこかでみた覚えありませんか!? そう、パタゴニアのブランドロゴのデザインそのものなんですよ。 フィッツロイの天空を突き刺すような険しい山頂は氷河によって削り取られたと言われています。…

パタゴニア事件簿後編

わたしの目に飛び込んでいた驚きの光景、、、それは、まさに災害そのものでした。 わたしが眠っていたベッドの周りにリュックやスリッパがまるで池の落ち葉のように漂っているではないですか! 水深10センチ以上、いや、もっとあったかも?!完全に池です! …

パタゴニア事件簿前編

一見、何もないように見えるチャルテンのメインストリート。 チャルテンでの宿泊先はメインストリートの奥の方にあるロッジ風のホテル。フィッツロイの麓のキャンプ場ポインセノットと同じ名前のこのホテルは、部屋数も少なく、ホテルというよりペンションと…

煙を吐く山フィッツロイ

ウシュアイアから飛び立った飛行機は約1時間ほどでパタゴニア観光の最大の拠点エル・カラファテに到着。カラファテには寄らず、そのままフィッツロイのお膝元チャルテン村へ向かいました。空港から出たミニバスは、すぐにパンパに突入。トイレ休憩の為に立…

世界の果て事件簿後編 

メインのクレジットカード(Master)は紛失しても、サブのカード(AMEX)でなんとかなるかと思ってましたが、パタゴニアではAMEXが使えないとこが結構あって苦労したんですよ。両替所もお役所よろしく9時から18時で、しかも長~いお昼休み。 パタゴニアは郊…

世界の果て事件簿前編 

出発前のわたしは、南米のことをと~っても恐れていました。 最終目標を「無事帰国」とかなり下方に設定しつつも、わたしに万が一のことがあった時に残された人が困らないように、遺言書もどきまで準備しちゃったりなんかして。 わたしなりにあらゆるパター…

世界の果てグルメ

ウシュアイアのメインストリーや海岸通りにはお洒落なカフェやレストランが並んでいます。 パタゴニアの食料の多くは輸送に頼っているので、物価が高く、新鮮野菜なんぞ手軽に食べれませんが、港町だけあってシーフードは充実していました。 ウシュアイアで…

世界の果ての郵便局と世界の果て号

国立公園内には、世界最南端の郵便局があります。旅先から友達に絵葉書を出すことに決めているので、ブエルト・グアラニにある郵便局にやってきました。 世界の果ての郵便局! 可愛らしさ満載!! ここからの葉書が届いたらわたしの友達もきっと喜んで貰える…

野生の公園ガイド

この時期のウシュアイアはベストシーズンのはずなのに、パッとしない天気のせいか、国立公園の敷地が広すぎるせいか、トレッキング中にほとんど人と出会いませんでした。話しかけられても面倒だけど、さすがに少し心細くなってきます。 そんなトレッキング中…

ティエラ・デル・フエゴ国立公園

暑さにバテバテのイグアスからやって来たので、トレッキングやる気満々だったのに、、、生憎の曇り空で雨予報。 ティエラ・デル・フエゴ国立公園は、ウシュアイアの町から南西に10キロくらい離れた場所にあります。チリとアルゼンチンに跨っていて、その広さ…

ビーグル水道を行く

ビーグル水道は、、、フエゴ島とその南側にあるナバリノ島・オステ島を隔てる全長約240kmの海峡のこと。1830年代に地球一周航海をしたチャールズ・ダーウィンの経路で、その時に乗っていた船ビーグル号が名前の由来です。 ダーウィン?どっかで聞いたことあ…

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