時たま、旅人

自称世界遺産ハンターが行く!旅好き会社員の備忘録

GWに旅行できたのか?

2019年4月の半ば、平成→令和に変わる歴史の節目へのカウントダウンが始まった頃、わたしもこの大型連休にどっか行きたいなぁ・・・と思っていました。

 
 

しかし、超のつく大型連休で同じことを考える人は多く、当然ながら旅行会社や航空会社にとっては絶好のビジネスチャンス。日本から脱出するには、いつもの予算の数倍が必要な厳しい状況になっていました。旅行が趣味の(他に趣味と言えるもののない)わたしですが、移動するためだけに普段ならビジネス乗れるじゃん!という金額を出す気にはなれませんでした。かといって、予算内に収めようすると行き先は周辺アジア諸国になりますが、いつもならヨーロッパに行ける金額を出してまで勝手知ったるご近所さんに出かけたいとま思えませんでした。

いつものわたしならとっくに格安航空券を抑えて万全の状態で臨んだことでしょう。常日頃から旅の思い出に浸り、次の旅のことばかりを考えて生活しているわたし。いかに安く効率よく旅行するかに情熱を注いでいるわたし。その、わたしとしたことが・・・

今年が超大型連休になると決まった頃、わたしは太平洋に浮かぶ絶海の孤島で呑気にモアイと自撮りしながら、マグロ三昧の日々を過ごしていたんです・・・要は乗り遅れたんです。

 

もちろん、ずっと前から、なんなら前天皇陛下生前退位が決まった2年前のあの瞬間から、10連休になる予感はありました。もし10連休にならなかったら4月1日に付与されたばかりの有給を使った力技で10連休にする方法もあったんです。でも、こんなそうそうないチャンスに、わたしだけ休むとか・・・さすがにそれは・・・ねぇ。勤め先の営業日の発表を待つくらいの常識はわたしにも残されていたんですよ。

 

でも、どうしてもどっか行きたい!!できればベストシーズンのヨーロッパへ!!

で、決行したのは、

'' 近場のアジアに安く脱出して大きく飛び立つ作戦 ''

 

大型連休は日本だけ!出発地が日本でなければ(東京でなければ)、もう少しなんとかなるはず!と踏んだわけです。もう、乗り継ぎが多いのはイヤ!とか言ってられません。今回に限っては時間なら多めにありますから。

 

スカイスキャナーと格闘し、一番安くで行ける近場がソウルだと判明しました。(できれば北京くらいまで行きたかったけど、北京までの料金は普段のヨーロッパ並みでした。)これまで、LCCにはなるべく乗らないようにしてきましたが、今回はそんなこと言ってられません。ソウルなら近距離だし。お土産で重量オーバーになる可能性がある帰国便はレガシーにするしかないけど、荷物の軽い行きはLCCで安く抑えることにしました。

 

ちなみに近年のわたしのスーツケースの重量は

行き:12〜14kg     帰り:15〜16kg

と言った感じで、フレームのあるハードタイプのスーツケースとは思えない身軽さですからオーバーしても大したことないと思いますが。でも、みんなの見てる前でチェックインカウンターで荷物を詰め替えたりお金払ったりするアレってなんかイヤなんですよね。

 

とりあえず日本脱出は確定しました。さて、ソウルから先はどうするか・・・。ソウルには既に行ったことがあるし、トッポギや焼肉がどんなに好きなわたしでも10日もそればかり食べてはいられません。ソウルからの脱出に失敗したら日本で引きこもってるより悲惨なことになりかねません。

 

ソウルからヨーロッパ行きの格安航空券がネット上に浮かんでは消え、浮かんでは消え、を繰り返していました。空き時間の全てをチケット探しにあてましたよ。やっと見つけたチケットが決済途中で売り切れたり、途中で値上がりしたり・・・無情にも刻一刻と連休が近づいてきます。このままでは、見たこともない韓流ドラマのロケ地巡りをするしかない・・・いや、航空券を探すより韓流ドラマの一気見をした方が有意義なんじゃないかな・・・弱気になってきました。

 

それでも粘り強く格安航空券を探し続けた結果、明日から大型連休スタートという日の夜に、ようやくソウルから北京経由でヨーロッパに入れる便を予約出来ました。しかも予算内で!まさに、色々とギリギリセーフ!!

 

それから寝ないで荷造りスタートです。わずかな睡眠時間で成田空港に向かい、空港でガイドブックを購入。

そして今回の行き先はココ ↓ ↓

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行き当たりばったりの旅行なのに、この薄い本の情報量では心許ない・・・とは思ったけどこれしかなかったんだもの・・・。

 

こういったギリギリの事情なので、この段階でウィーンの空港に降り立ってからの予定は未定です。現地に着くまで時間は十分すぎるほどあるので、ガイド本とネットの情報を頼りに気ままに決めていこうと思います。ヨーロッパはまあまあ英語も通じるし、公共の交通機関が発達しているのできっとなんとかなる!

 

つい先日の事なのでリアルタイム風に旅行記を書いていこうと思っています。

 


 

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