ブラジルビザ取得の罠 ファイナル
なかなかブラジルにたどり着きません。
まだまだ続く、ビザ取得編。
2日たって、ビザできたかな?と、また進捗状況を確認すると、そこには見覚えのあるコメントが!
不備があります!
えっ、今度は何?いや、写真以外にないはずだけど、おでこ丸出しで写真撮り直したのに!?
で、また電話です。
「今度は何ですか?」
「耳ない」
「耳、ありますよ!わたし、いつも耳出してます!」
そう、わたしはいつも耳に髪をかけているので耳出してます。髪の毛で、顔の大きさを隠そうなんざの偽装は行なっておりません!
「でも、耳見えない。耳、見えないとダメです。」
確かにわたしの耳は寝ているので、正面から見ると少ししか見えない。でも、それって写真の撮り方の問題じゃないし、、、悔しい、、、
でも、ビザは絶対必要だし、、、
そこで、わたしがとった方法は、耳の後ろにティッシュを丸めたボールをセロテープで貼り付けて、耳を立てること。イメージは江川卓で!!!
で、再撮影し、念には念を入れて、メールで送付した直後にあのオペレーターに電話して、この写真でいいか?と確認を入れました。
「これなら、耳あるから大丈夫」
よし、一歩前進!これで、やっとビザ取れるぞ!
そして、また2日が経過。
すでに、はじめの申請から1週間が経過しているので、そろそろ出来たって連絡来てもいいんじゃない?と、またまたせっかちなわたしは進捗状況確認。
そこには、見覚えのある、もう3度目の
不備があります!
もう、今度は何?ちょっとケンカ腰の即電。
すると、いつものオペレーターが。ここには、この人しかいないのか?なんて思いながら
「言われた通りに撮ったのに、今度は何ですか?」
「肩がない」
いや、撫で肩なのは仕方ないだろ、ほっといてくれ、どんな嫌がらせか?とキレかかる気持ちを抑えて、更に話を聴くと、、、
どうやら、私の着ていた服が白っぽいので、背景と同化してしまって肩のラインがはっきりしないということらしい。仕方ない、着替えて仕切り直しするしかない!
そして、帰宅後、嫌みたらしく黒服に着替えて写真を撮りなおし、再送付したのでした。
その翌日、進捗状況を確認すると、
ビザの用意ができているという嬉しいコメントが。いやぁ長い戦いだった、感無量。
しかし、これで終わりではありませんでした。
ビザ、出来てるのに、なんで連絡もないし、送られても来ないの?出来てても受け取らなきゃ意味ないじゃん?
もう番号を覚えかけてた委託会社に数度目の電話です。あのもはや馴染みとも言えるオペレーターが
「ビザ、できてます」
「いや、分かってます。ビザ、受け取りたいんですけど、、、」
「じゃあ、メールで送ります」
言わなきゃ送ってくれないのかよぉ?!と心の中で毒づきながら、この人との付き合いもビザさえ貰えれば終わるんだとぐっと我慢して
「よろしくお願いします」
その数分後に目出度く、ブラジルのeVISAがわたしの手元に届いたのでした。
まぁ、ビザについても突っ込みどころ満載で。
耳やおでこや肩にこだわったのは、あの犯罪者を見つけるFBIのドラマのシステムみたいな顔認証のためだろうなとな思っていたんですが、出来上がったビザの写真は正方形。つまり、わたしの長方形の顔写真は、縦に押しつぶされ、顔の形も饅頭のように!こんなに輪郭もパーツの縮尺も変わったら顔認証出来ないんじゃない?って事になってました。
でも、まあ、めでたし、めでたし。