ブラジルビザ取得の罠 続編
この頃のニュースによるとなんでも、ブラジルは観光業振興のために、日本人のビザ廃止を検討しているとか。なんか、わたしの苦労が水の泡みたいで悔しくもあるし、ブラジルが身近になる嬉しさもあるし、、、
わたしがブラジル渡航を決めた当時、ブラジルはビザ取得が面倒な国ベスト3には入っていた!と、思う、多分。。。しかし、eVISAという画期的な制度が始まった。
でも、このeVISAは始まったばかりで、ネットで先人から情報を得ることもままなりませんでした。でもでも、まぁ日本語でいけるし、文字さえ読めればなんとかなるかと取り掛かりました。
入力項目はたくさんありますけど、アメリカのビザと比べてもそんなに煩雑ではありません。
唯一困ったのは、収入(月収)を入力する時くらいです。日本語のホームページなんで、円かな?とも思うんですが、単位がないからブラジルレアルかも?でも、日本円のつもりで例えば30万と入力して、もしブラジルレアルだった900万相当なんですよ!どんだけ稼いどんだ?
そんな収入ある人は、ビザ取得でこんな苦労なんかしないはず、、、
多かったら多いで、そんなに稼いでませんのよって後ろめたいし、少なかったら少なかったで、そんな人入国させれませんて言われたら困るし、、、
そこは、自分のやり方が正しかったかどうかわかりませんが、多分、現地通貨でって書いてあるからレアル換算でいいのではと思いました。とりあえず、わたしがつまづいたのはそこじゃなかったし。
写真撮影はマニュアルに忠実によそ行きモードで行い、アップロードに手間取ったりしながら、なんとか申請を済ませました。
メールアドレスも登録し、ビザが出来たら連絡しますし、経過も確認できますよとのこと。これで、一安心。
なんでも4営業日から1週間かかるらしいとのことでしたが、待ちきれず、進捗状況を確認した二日後のこと。
進捗状況の欄に書かれていたコメントは、
「不備があります」 !!!?
えっ、不備?なんの不備?
ここで疑問です。不備の内容が一切記載されていないので、どんな不備をわたしはおかしたのかがわからない!それに、わたしが自分で確認するまで連絡ないなんて、わたしがせっかちな人間じゃなかったらどうする気やー!!!って話ですよ。そういえば、申請を受理しました的なメールも来てない気がする、、、。受理されたから不備があったんだろうけど。
パソコン画面を眺めていても仕方ないので、大使館が委託しているeVISA発行業者に電話することにしました。
それほど待たずに電話は繋がりました。日本語でした。でも、オペレータはカタコト日本語。この助詞のない特徴的な日本語は、、、まぁ、通じれば良い。
「不備の内容を教えてください」
「写真ダメです」
「マニュアル通りに撮ったんですが、どこがダメですか?」
「でこがない」
「???何がないですか?」
「でこがない!」
デコレーション?いや、違うな、でこ、でこ、、、もしや、
「ひたいのことですか?」
「そう、でこないです!」
どうやら、前髪でひたいが隠れているのはNGらしい。そんな、マニュアルの写真は前髪あるやないか!と不満に思いながら、写真を撮りなおしてメールで送ることに。
久しぶりにおでこ出したわ、、、。
そして、審査結果を待つ2日が経過しました。