時たま、旅人

自称世界遺産ハンターが行く!旅好き会社員の備忘録

サンティアゴ街歩きとトイレ事情

 

 

サンティアゴには大きなバスターミナルがいくつかあり、わたしの乗ったバスが着いたサンティアゴ南ターミナルは、アラメダバスターミナルのお隣かつメトロのサンティアゴ学駅と直結している便利な場所にありました。まず、その日の夕方に乗る予定の空港行きバスの出るアラメダターミナル内にある荷物預かり所でスーツケースを預かって貰いました。大型スーツケースは4000ペソ=日本円で約700円と決して安くはない出費ですが、窓口が開いている時間である限りは当日中は時間制限がないようなので、これで身軽に観光できます。

 

メトロ駅の窓口で、デポジット500ペソのサンティアゴの交通カード「bip!」を買って、その場でチャージ。これで異国の交通カードは何枚目だっけ・・・。公共交通機関の料金は日本円で100~120円くらいとブエノスアイレスよりも高く、東京より安い料金設定。時間帯によって料金が違うのは面白い点でした。東京でもさかんにオフピーク乗車をすすめてるけど、これやれば良いかもしれませんね。

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早速、地下鉄に乗ってザックリ市内観光に出発。ちなみに空調の効き具合が線によってまちまちで、快適な時も蒸し暑い時もありました。

1号線モネダ駅で降りて旧市街観光です。

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まずは、憲法広場からみたモネダ宮殿。もともと造幣局だったものが1946年から大統領府として使われるようになったので、スペイン語のお金「モネダ」という名前になっています。この宮殿は1973年のクーデターで一躍有名になり、その模様は本(ミッシング)や映画(サンティアゴに雨が降る)にもなっているみたいですが、不勉強なわたくしめは現段階でどちらも未読・未視聴です。

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モネダ宮殿からアルマス広場に向かうアウマダ通りは歩行者天国。割石の道路にブランドショップが立ち並び、お洒落で涼し気。さしずめサンティアゴの銀座って感じでした。

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ただし、この辺りは、スリやケチャップ強盗多発地帯。数々の国でスリ被害の経験のあるわたしですら少し緊張が走るこの旅一番の警戒ポイントです。なにせ、この日のために腹巻型貴重品入れを買ったくらいですから!わたしは、より安全に旧市街観光するべく、

1. 慣れてる風を気取って(精一杯)颯爽と歩く

2. 明らかにわたしより隙のある人の近くを歩いて犠牲になってもらう・・・

二本立て作戦で行くことにしました!!

 でも、暑さで蒸れてしまうので、腹巻型貴重品入れは活躍の機会がありませんでしたけど。

 

旧市街の中心にあるアルマス広場は南国さながらにヤシの木が生い茂っています。他の観光客が写真を撮っているのを見て、わたしも少し警戒心を緩め、恐る恐るバックからカメラを取り出し撮影開始。「写真とってすぐにバックに仕舞う」を繰り返しました。

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アルマス広場の一角にはサンティエゴ市の基礎を築いたというペドロ・デ・バルデヴィアの騎馬像がありました。なかなかのイケメンさんですね。

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アルマス広場のすぐ北西、1558年建築のチリ・カトリックの総本山であるサンティアゴ大聖堂。

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外観より大聖堂の内部の方が迫力があって厳かな気持ちになります。重厚感のある内装で、宗教画や聖具等歴史ある貴重な展示が数多く見れますが、教会自体は決して歴史の遺物ではなく、今でもチリに多い熱心なカトリック信者の心の支えであり続けているそうです。

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 大聖堂のすぐ傍にあるルネサンス様式の建物は1882年建築の中央郵便局。博物館を併設してるとはいえ、郵便局とは思えないオーラを醸し出しています。

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郵便局の隣は市庁舎。サンティエゴの都市の規模を考えるとこっちは意外とこじんまりしている気がしました。

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所々に見かける有料の公衆トイレ。サンティアゴでは街中のデパートですらトイレがないので外出するとなると公衆トイレの利用は避けられません。初めは躊躇いましたが、その度にホテルに戻るわけにもいかず、上品な感じの高齢ご婦人も利用しているのを見て安全と判断しました。宝くじ売り場のようなこのボックスの地下へ階段を降りていくと、そこにはちゃんとしたトイレがありました。有料だけあってきちんと管理人さんがいて、こまめに手入れされていました。

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翌日はいよいよイースター島へ向けて出発。市内観光は早々に切り上げてアラメダバスターミナルからいったん空港に向かいました。

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 空港レストランで栄養をチャージしたら、翌日の早朝フライトに備えて早めに休みます。f:id:greenbirdchuro:20190510204147j:image

 

 

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