ティエラ・デル・フエゴ国立公園
暑さにバテバテのイグアスからやって来たので、トレッキングやる気満々だったのに、、、生憎の曇り空で雨予報。
ティエラ・デル・フエゴ国立公園は、ウシュアイアの町から南西に10キロくらい離れた場所にあります。チリとアルゼンチンに跨っていて、その広さは63000ヘクタールくらい、、、て言われても「すごく広い」としかわかりませんが。アルゼンチンにある29の国立公園のうち、唯一海岸部にある最果ての国立公園です。
ビーグル水道やロカ湖や周りの山の雄大な景観!
パタゴニア特有の動植物!
なによりも"高低差の少ないトレッキングコース"!
わたしのような初心者にもピッタリ!!
港沿いの道路から国立公園行きのミニバスには、パッと見ただけでも何社かあって、値段の交渉は可能なようでしたが、ガイド本に書いてある値段と大差ないところで手を打ちました。そこで、往復分の料金を払い、チケット貰って帰りにピックアップしてもらうことになりました。車内にはわたし以外に3人ほど。
市街地を抜けて、国立公園に近づくにつれて、恐れていた雨が降り出しました。。。
しかも、公園入り口に着く頃にはどしゃ降り。。。
公園の管理局で入園料を払い、すごくシンプルな地図を貰って公園内に入っていきます。とっくに舗装道路は終わって、水溜りと窪みだらけの悪路が始まりました。
ほとんどの人はビジターセンターで下車し、それぞれが希望の場所でミニバスを降りていきました。
終点のラパタイ湾でバスをおりたのは、わたし一人。ここは人が入れるエリアの最奥になります。
わたしの一番行きたかったところは、ココ!
舗装されていないし、国道っぽくもないけど、これがアラスカから続いていると思うと感動。ペルーのナスカでも3号線に降り立ったけど、あそこからも続いている、、、。
もちろん、雨のラパタイ湾もなかなか風情があります。わたし一人なので、貸切です。
貸切のラパタイ湾を満喫したところで、ポンチョを被ってのトレッキング開始です。
公園内には、いくつもトレイルがあってとても歩きやすくなっていました。
わたしの乏しい語学力なので、正しいかどうかわからないけど、「焼けた橋」。
ロカ湖の湖畔は(現地ではAcigami湖というらしい。)キャンプ場にもなっています。
ここにあるカフェが美味しいらしいとの口コミで楽しみにしていたけど、既に廃業。そんな情報が多すぎて、地球の歩き方を恨みながら歩き続けます。
ビジターセンターに辿り着く頃には雨も上がって、素敵な景色が広がりました。
疲れも吹っ飛ぶ絶景です。
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