時たま、旅人

自称世界遺産ハンターが行く!旅好き会社員の備忘録

氷河トレッキング in パタゴニア

道中にある物置小屋のようなところで、ハーネスをつけられてちょっとビビりましたが、クレバスに落っこちた時に必要ですもんね・・・

氷河の登り口まで来ると、スタッフがそれぞれのサイズに合わせてアイゼンをつけてくれます。さりげなくイケメンスタッフの列に並んでみたりして・・・
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氷の上を歩くためにアイゼンは、これまた人生初体験。ここでアイゼンで歩く練習をします。足を自損しないためにガニ股歩きをしないといけないんですが・・・何故だかわたしには楽勝でした。
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準備ができたら、英語組とスペイン語組に分かれて出発です。10人くらいの小グループに2人のガイドさんがついてくれます。イケメンスタッフはスペイン語組なので、悩みつつも命には変えられないので、ここは英語組を選択。
ガイドさんから離れないのが一番安全なので、(ベテランの方のガイドさんから)離れないようにおっかなびっくり歩き始めました。
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遠くにスペイン語組のグループが見えました。
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険しいところもありましたが、先回りしたガイドさんが歩きやすい足場を探してくれるので安心。
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恐る恐る覗き込んでみたクレバスは真っ青で吸い込まれそう・・・
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1時間ほど歩いて、かなり陸地から離れると氷河の中に小さな湖が見えてきました。
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氷河の中の湖なんて不思議な感じもするけど、景色のアクセントになっていました。ここでのランチ、パサパサのサンドイッチでも格別の味わいでした。タオルかストールを入れたビニル袋の上に坐ればお尻の冷たさも半減。
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一応、証拠写真ってことで。想像できないくらいはるか昔の氷河が溶けた水は、無味無臭でした。
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来たルートとは別のルートを通って岸まで帰り、アイゼンとハーネスを脱いで帰路に着きました。氷河を見ながら船上で氷河の氷入りのウイスキー🥃を飲むのがこのツアーの締めのハズなんですが・・・船のエンジントラブルのせいでウイスキーがチョコレート🍫に変わるという残念なアクシデントにブーイングの合唱という一幕もありました・・・

興奮冷めやらぬ中、カラファテの街に帰るバスから見たアルヘンティーノ湖の目にしみる青さ。
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さて、前回ご紹介したように氷河トレッキングにはミニトレッキングとBIG ICEの2つのコースがあります。

このBIG ICEに参加できるのは18歳から50歳まで
元気なお年寄りが増えているこの高齢化社会でなんとも厳しい年齢制限!!

日本から地球の裏側まで旅行するのは、退職金貰ってリタイアした悠々自適の団体ツアー組か、お金ないけど時間だけはあるという若者ひとり旅組って相場が決まってます。仮にも定職についててそうそう休めないわたしは、弾丸ひとり旅はできても何より年齢的に若者組にはもう入れません。。。
もちろん、団体ツアーでトレッキングに参加する人もいますけど、時間(と年齢)の制約でミニトレッキングにしか参加できません。しかも、ミニトレッキングですら65歳という年齢制限があるんです。

声を大にして言いますが、定年退職してからのんびり南米旅行しようなんて言ってたらもう遅いんですよ!!!

それに、ここにはお金と時間を費やす価値が十分すぎるほどありました。



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