悪魔の喉笛へ挑む
しばらく水の上にかかった橋を歩いていると、ゴーッ、ゴーーッ、って凄まじい音がしてきました。
どおりで、悪魔の喉笛!
遠目にも、水しぶきが見えてきます。
悪魔の喉笛から出ている水しぶきなので、さしずめ、悪魔のよだれとか、悪魔の唾液とか、、、いや、それはどっちもやめとこ。。。
滝壺から白煙のようにも温泉の湯気のようにも見える水しぶきが昇っています。風向きによっては、既にずぶ濡れの人も。
音が凄いし、水量が多すぎて、水しぶきで、滝壺なんか見えません!でも、吸い込まれそう!
これ、落ちたら絶対にダメなヤツです!
ナイアガラも何度か見たけど、こっちの方が、底知れない恐れを感じました。
某大統領夫人が、イグアスの滝を見て、ナイアガラの滝をかわいそうと言ったとか、、、
確かにこれを見ちゃうとナイアガラ氏も霞むかもな・・・。
ナイアガラでは定期的に滝に飛び込むチャレンジする人の話を聞くけど、イグアスの滝でそんな話を聞かないのは、万に一つも生還する見込みがないからだろうと推察いたします、はい。
チャレンジ精神なんてなまちょろいものでは無理です。確実に死にたい人以外は飛び込まないですよ。
たくさん、写真撮りましたし、自撮り棒も大活躍。でも、大きすぎて、わたしの言葉や写真じゃ何も伝えられないのが悔しい限りです。
水しぶきを浴びながら、しばらく轟音に聞き入っていました。
小さいな、人間って、、、なんて。