時たま、旅人

自称世界遺産ハンターが行く!旅好き会社員の備忘録

懲りずにアルゼンチン再び

 

2019年2月某日。

 

再び南米(詰め込み弾丸)ひとり旅をするべく、わたしが向かったのは、スペインのマドリード。丸い地球🌏だから、東に行こうと西に行こうといつか南米大陸に辿り着くはずだけど、一見すると「逆方向じゃね?」と思われる若干遠回りルート。

その理由は・・・

南米旅行はマイレージで!」という意味不明なマイルールを課したから!

 

もちろん、マイレージで交通費を安くあげたいのが一番だけど、そんな縛りでもないと、またすぐに行ってしまいそうだったから。普通の社会人はそんなに金も時間もかかるトコにそうそう行くもんじゃないですよ!という事で、せめて行けるくらいのマイレージが貯まるまで待ちなさい!と言う自分への戒めです。しかし、日常生活で発生する全てのポイントをマイレージに移行してたら、前回から1年足らずで南米旅行が実現することになりました。周りの人からは、前回の時に人生で最初で最後の大冒険だとか言って有給とったの誰でしたっけ?って思われてます、きっと。

 

それにしても欧州経由を選ばなくても・・・と思われる方もいるでしょう。

そりゃあ、わたしだって前回みたくアメリカの航空会社を利用して、なるべく最短時間と最短距離で行きたいですよ。でも、わたしが思いつく事はみんな思いつくんです。

近年、航空会社のマイレージを使った特典航空券の改悪の話をよく耳にしますが、わたしの利用している数社も御多分に洩れず・・・という状況で、去年は取れたアメリカ経由の南米行きが本当に見つからなかったんですよ。アメリカ国内で西から東に移動する乗り換えが多くてイタズラに時間を費やす便ならありましたけどね。

 

そう言えば、前回はこのマイレージ縛りのせいでブエノスアイレスサンティアゴ行きのチケットが取れなかったので、サンパウロから南米入りするしかなく、渋々ブラジルビザを取得しました。悔しいからイグアスの滝を無理矢理くっつけました。そのせいで、短期間のうちに

真冬(日本)→真夏(サンパウロ・イグアス)→冬(ウシュアイア)→秋(カラファテ)→夏(ブエノスアイレス)→真冬(日本)

と、ある意味、自分の体温調節機能の限界に挑む旅になってしまいました。

今回は、全体を「夏」でまとめることに成功しました。

 

苦労(?)してとったブラジルのビザも使ってやろう!なんて目論んでみたものの、リオのカーニバルと重なってしまい、残念ながらブラジルには近寄ることもできませんでした。

 

それにしても、東京ーマドリード間の14時間は激しく辛かった。

日本に再就航してからまだ日も浅いイベリア航空を選んだのが運の尽きでした・・・。なんなのこのシートピッチの狭さと座席の造りのチャチさ?殆どLCCと同じじゃない?小柄な日本人ですらカニ歩きしなきゃ通れない通路って?

・・・案の定、誰かがお手洗いに立つ度にあちこちで接触事故が多発してるし、、、。

 

マドリードに着く頃には体はあちこち痛いわ、頭痛はするわ・・・のぐったりで、今回は旅行をやめて引き返そうかしら・・・なんて気持ちになってましたが、そこは「金と時間が勿体ない」ので、力を振り絞ってマドリードからブエノスアイレスへの飛行機に乗継ました。

 

今回の最初の目的地はワイン祭りを控えたメンドーサです。

ワイン祭り・・・なんて素敵な響きなんでしょう❤️。でも、わたしがメンドーサに来たのはワインもさることながら、南米最高峰アコンカグア🗻を見たい!ためなんです!!

 

こうして飛行時間がリアルに30時間に達した頃、メンドーサにようやくたどり着いたのでした。

 

教訓:   2度と欧州経由では南米に行かない!

 

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