ワインの街メンドーサ
トータル30時間という気の遠くなるような長〜い飛行時間をなんとかやり過ごし、1年ぶりに降り立ったアルゼンチンの街は、西部の高原地帯にある標高800mの街メンドーサ。
チリに向かうアンデス横断鉄道や道路の要地として知られているこの街は、アンデス最高峰アコンカグア🗻の登山拠点としても有名で、最近だと86歳の三浦雄一郎さんが体調不良で登頂を断念したことで話題になりましたよね。
三浦さんとは入れ違いでメンドーサ入りしたわたしですが、便乗してアコンカグアに登ろうなんて大それたことはハナから思ってません!前回の南米旅行でフィッツロイをかじったとはいってもわたしの登山スキルは、
近所の坂道→高尾山レベル
に少しUPしたくらいですから。最初から眺めるだけにしておいて「アコンカグアに行った」ことにするつもり。
⛰ エベレスト
⛰ 富士山
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⛰高尾山(東京ローカル) ←今、このあたり!!
⛰近所の坂道 ←去年はここ!!
🏔駅の階段
街の第1印象は、道路が広く街路樹が多いこと。1861年のメンドーサ地震(M7.0)を契機に新しい都市設計で再建されたので、アルゼンチンの他の街より広場も道路も歩道も広く造られているそう。それにしても、街路樹が大きすぎやしないか・・・
街の中心にある独立広場は、中央の噴水がとにかく目を引き、真夏でも涼しげです。
メンドーサの街を少し出ると郊外には葡萄畑が広がっていました。温暖少雨の地中海性気候なのでブドウ栽培、ワイン醸造が盛んです。アルゼンチンワインの7割以上はメンドーサ産です。
早速、独立広場近くのグリルレストランで、メンドーサ産赤ワインを楽しみました。
グリルレストランの前菜は定番の肉たっぷりエンパナーダ。一年ぶり!!
意外な組み合わせのサーロインステーキとクリームソース。ただ、付け合わせのグリル野菜がまたまた多すぎやしませんか・・・
デザートはありがちなプリンだけど、ひと味違うのがプリンが霞むくらい激甘なドルセ・デ・レチェが添えられていること。このいつだってどこでだって出てくるアルゼンチンの国民食。激甘だけど不思議に病みつきになってくるからタチが悪い・・・ダイエットの敵です。
ちなみに、このワインからデザートまでのコース風定食で1000円ちょっとくらい。
週末に収穫祭(ワイン祭)を控えて、少し浮き足立っている雰囲気のメンドーサでしたが、市内には特筆すべき観光スポットはあまりありませんでした。でも、ザ・観光都市というわけでもない割に治安は良く、夜間の一人歩きも問題なさそう。
ゆっくり休んで翌日のアコンカグア(バス)登山に備えます。
マルベック・メンドーサ [2017] フェリーノ (0270070417)アルゼンチンワイン 赤ワイン
- ジャンル: 赤ワイン
- ショップ: 赤坂ワインストア エラベル
- 価格: 2,376円