煙を吐く山フィッツロイ
ウシュアイアから飛び立った飛行機は約1時間ほどでパタゴニア観光の最大の拠点エル・カラファテに到着。カラファテには寄らず、そのままフィッツロイのお膝元チャルテン村へ向かいました。
空港から出たミニバスは、すぐにパンパに突入。
トイレ休憩の為に立ち寄った道中のカフェの庭に書かれた世界中の各都市への距離。もちろん一番遠いのはわが日本。思えば遠くまで来たもんだ、、、。
遠くには見える野生のグアナコの群れは、ペルーで見たリャマにソックリだけど、全く違うものなんだそうです。
そして、これぞ風の大地パタゴニア。
わたしのような台風銀座出身者でも立っているのが大変な強風で、空の雲が見たことのないようなすごいスピードで流れて行きます。
それにしても、パタゴニアの景色って、アルゼンチンの国旗通り通りだと思いませんか?
青い空-白い雲-青い水辺
ミニバスは、さらにパンパの中を走っていきます。
パンパ、パンパ、パンパ・・・・・・
パンパしかないのに飽きずに3時間、あっと言う間にフィッツロイのお膝元エル・チャルテンの玄関口に到着!
ガイド本の写真と違って雲がかかってまるで煙を吹いているように見えるフィッツロイ。
ガッカリしてはいけません!これがデフォルトです。
すでに午後3時を回っており、遠出したらまた遭難するので、コンドルの丘とラス・アキーラス展望所へのミニトレッキングに挑戦することにしました。
街の入り口にある管理局で地図を貰って、すぐそばの登山口からトレッキング開始!
コンドルの丘に上がると、上空をコンドルらしき大型鳥類が横切ります。ヘタレなのにひとりで歩いてるわたしは、その影が怖くて、すっかりカメラに収めることを忘れていました。
中腹まで来るとフィッツロイの横顔が見れて、俄然テンション上がります。
さらに歩いて、ラス・アキーラス展望所に到着。なんと雄大なことでしょう!
その先に広がるのビエドマ湖。コバルトブルーとかセルリアンブルーとか言うんでしょうか。
コンドルの丘から下って行くと、フィッツロイ川とプエルタス川に挟まれたチャルテン村の全景が見えました。
翌日に備えて美味しい食事と十分な休養!そう意気込んでいたわたしに事件が起きた!(のではなく、事件を起こした)のはその夜のことでした・・・続く